ホリエモン新党「地方議員ゼロの会」

“ホリエモン新党”が都議選で主張「地方議員はいらない」

東京都議会議員選挙では、小池百合子都知事が率いる新党「都民ファーストの会」 と自民党都連の因縁の対決ばかりが注目されているが、

堀江貴文氏の「そもそも議員って必要なのか?」という考えから、
堀江氏が主宰するオンラインサロンの有志たちが「地方議員ゼロの会」という新しい政党を立ち上げて話題を集めています。

その政党の名は「地方議員ゼロの会」、代表は飯田佳宏氏です。

「地方議員ゼロの会」は、より民意が反映できるなら都議を含む地方議員はゼロでよいのではないかと言う政党です。
公約は、「地位と身分に支払われている都議会議員報酬をゼロにし日当制への転換。経済原則に保守的な立場から、 既存政党における職業議員を排除し徹底的な規制緩和、より民意を反映できるシステムと先進的な政策の実践に取り組み、毎日が楽しくワクワクする社会を実現します。」で、今いる人を大事にするために、今あるものを大事にし、要らないものは思い切ってゼロにする。そういう目的を目指して誕生したそうです。

議員を目指すのにその存在を否定するのは、一見矛盾しているように聞こえますが、役に立たない不要な議員をクビにするのもまた議会の決定によらねばならない議会制度があり、個々人がどんなに真面目に生きていても、政治がダメで社会がダメだとどうしようもないのです。

飲酒運転、セクハラ、居眠り、公費流用など、地方議員としての自覚のないスキャンダルが次々と報道され続け、 その仕事の実態も役割もよくわからない地方議員が多すぎます。そんな議員に成り代わりまず議員にならなければなりません。

「地方議員ゼロの会」は、 そのための政党であり立候補したのでしょう。

都知事が小池氏に変わり、都の変革を拒んできた非常に強固な団体も二つに割れました。

代表の飯田佳宏氏も『変革の始まりとしての都議選は「地方議員ゼロ」を訴える良いチャンスととらえたので、党を立ち上げ都議選に挑戦することにしました。』と政党の立ち上げについて述べています。

さらに代議士の秘書だった経験から飯田佳宏氏は、『しかしながら、今では地域の課題をよく知っている人や現場の最前線の方々が、議員事務所を訪れ問題をとりあげてもらえるよう「その問題に全くの素人である議員」に懇願や陳情をしてまわっているのです。

その懇願や陳情を聞いた議員は、本来、議員の役割は行政のチェックなのですが行政へ無理難題を通し、考えていることは「票につながるかなー」程度の感覚でしか聞いてないのです。

だったら、
その現場の最前線で働く人たちや地域の専門家に直接議会で話してもらった方がいい。 議員の多くは既得権益を守るために規制緩和にはどうしても消極的になってしまいます。どんなに良い制度でもずっと使っていると制度疲労を起こすことは誰でもよく知っていることです。

今回の選挙ではゼロの会でもなんでもいいから、新人への新陳代謝をしていかないと、東京全体が疲弊してしまう。
行政へ無理難題を通す議員を排除して地域の課題をよく知っている人が議会でダイレクトに話した方がいいのです。』と話しています。

議員ゼロは、地方自治法94条では、町と村に限って議会を廃止し、町民会などで代替することが認められていますが、
都道府県と市に関しては認められていません。しかし、過半数を取った政党が議会で「定数をゼロ」とすることは可能であり、実質的に議会を廃止することになります。

「都民ファーストの会」と「地方議員ゼロの会」とは、

都民生活向上を妨げているのは実は現在の都議会議員であるという問題意識は同じですが、 大きな違いを挙げると豊洲移転問題で、「都民ファーストの会」は一時的な移転で、「地方議員ゼロの会」は「移転すべき」という立場です。

二つの政党は主張も近いこともあり、都議選後、東京特区規制緩和特別委員会と議会改革特別委員会の二つの特別委員会の設置を求めることで、自民党都連を利することが無いように選挙区を決めたようです。

「何もやれない議員」「何もしない議員」「サラリーマン議員」「行政へ無理難題を通す議員」などの議員に、読者の皆さんは「日本の未来」「自分の未来」を託せますか。

そろそろ政治を真剣に考える時期が来ているのではと私は思っています。

追伸

堀江貴文氏は党の役員でも「地方議員ゼロの会」の会員でもないということです。